BMW R1100Rのハンドリングチェックを行いました。
テストコースはいつもの「バカのひとつ覚えコース」、房スカから県道89・88を時計回りに一周。
結果は、予想した通りの「ほぼ」満足いくものでした。
フロントに変形ストラット?、リアは100GSと同じテレ・レバーなる手の込んだサスを装備した車体は房スカのハイスピードワインディングから県道の中・低速コーナーまで癖の無い安定したハンドリングを示してくれました。
ただ一つ気になったのが、出来損ないのリアサスです。
何が気にいらないかというと、ダンパーがまるでダメなんです。
決して抜けている訳ではありません。調整式のダンパーは閉めこめば恐ろしいほどよく効くし、緩めてあげればフニャサスになってくれますから機能はしているんです。
しかし、おそらくはピストンスピードに関わらず変化することのないダンピングに問題があるようです。
100GSには、先代から引き継いで4・5万キロは使いこんでいるホワイトパワーを付けていますが、こちらは実によくできているので余計に気になってしまうのです。
WPのリアサスは、大入力はスプリングで受け止めショックは少なく、路面のうねり等ピストンスピードが遅い時は強いダンピングで車体を安定させてくれる優れものです。
749Rのオーリンズもそうでした。普通に走っていると抜群にいい乗り心地でありながら荒れた路面をバンクさせても強力なダンピングを発生させ、それでいて突き上げ感はありませんでした。
1100Rでは、まっすぐ走っている時でさえ、ちょっとしたギャップで強い突き上げを感じ脊髄にダイレクトな衝撃を感じます。
オーリンズかホワイトパワーか、いずれにしてもかなりな高額で決断がつきませんが、手を加えるとしたらまずはリアサスといったところです。
画像で見るとかなり綺麗ですが、近くでよーく見ると間違いなく10年経ったオートバイ。
バクチの511,000円也、果たして高い買い物だったか、お買い得だったか、私にもワッカリマセーンwwww