自分大好き60歳
by otokichi2005
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ジャコモ・アゴスチーニ
私がオートバイに興味を持ち始めたのは中学生になった頃です。
当時毎月購読していた月刊「モーターサイクリスト」誌で一番興味を引いた記事はワールドGPの記事です。

当時は50、125、250,350、500ccと細分化されており、小排気量は欧州の2サイクル、250ccはヤマハで350ccは2サイクルヤマハと4サイクルMVが競っており、500ccはMV(メカニカ・バゲーラ)の独壇場でした。

シーズンに入るとまずはレースの結果と展開を読んでいましたが、4ストゆえ毎回押しがけスタートで出遅れるMVが1周か2周するうちに必ずトップに踊り出てゴールする記事に興奮していました。
そしてそのMVを駆るライダーは決まって「ジャコモ・アゴスチーニ」であったわけです。
彼は350ccクラスもダブルエントリーしており、やはり常にチャンピオンを取っていたように記憶しています。

MVというメーカーはご存知の方も多いと思いますが元はヘリコプターなどで有名なメーカーです。当時この会長であったドメニコ・アグスタが無類のオートバイ好きで自身の名前を付けGPレース界に踊り出てきた訳ですが、航空機メーカーにとってオートバイ作りなどわけのないことだったんでしょう、350ccと500ccという大排気量クラスで無敵を誇っていました。

60年代中盤になるとホンダが挑みメーカータイトルこそ奪われたこともありますが、500ccのライダーズチャンピオンは58年のジョン・サーティースからマイク・ヘイルウッドそしてアゴスチーニ黄金時代を経て74年のフィル・リードまで17年に渡ってタイトルを保持し続けたのです。

この17年に渡るタイトルホルダーのうち実に7回連続!してチャンピオンに輝いたのがアゴスチーニですが、彼こそオートバイレース史上に名を残す最も偉大なライダーで、ミック・ドゥーハンやバレンティーノ・ロッシをはじめとするいかなるライダーも及びつかないところです。

さて、MVつまり欧州イタリア製マシンもついには負ける時が訪れ、日本車の30年以上続く黄金期が訪れた訳ですが、その日本車黄金期の礎を築いたのは誰あろうヤマハに移籍したジャコモ・アゴスチーニだったのです。

以来32年間に渡ってホンダ・スズキ・ヤマハがタイトルを取り続けてきたのですが、ついに日本製マシンが負ける時がきたようです。
メードインジャパンを破るであろうメーカーは、ご存知
ドカティー
やんちゃ坊主のケーシー・ストーナーは800ccデスモセデッチで今期7勝を上げて2位のロッシが駆るヤマハに大量得点差をつけています。

日本人だから日本車を応援したい気持ちはありますが、やはり自分が乗っているマシンを製造したメーカーには頑張ってほしいものです。
果たしてオートバイレース史上に残る勝利を手にする事ができるのか、今シーズン残りのモトGPから目を離せません。
by otokichi2005 | 2007-08-24 22:35 | Comments(0)
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