それは、辛抱と忍耐。
そして、喜びと自慢。
それが、自己満足と分かっていても。
車検が取れればいいよと手にしたV7は、正にその通りでした。
エンジンやミッションなど心臓部分はOH済みという事に間違い無いのでしょう、多分。
しかしながら、周辺パーツはかなり適当です。
メインスイッチの破損やチョークワイヤーが切れてタンクやサイドカバーを外していくと、あっちもこっちも適当なやっつけ仕事が見えてしまったのです。
アウターがブチ切れタイラップで応急的な措置を施してあるスピードメーターケーブルなど、とりあえずケーブル類は全て交換した方が良さそうです。
海外のショップで必要なものは揃いそうですが手元に届くのは時間が掛かるので、当分は保険のレッカーが対応する所までにしておきます。
44年物のTXでアナログな古いオートバイには慣れていたつもりでしたが、肝心なことを忘れていました。
TXはメードインジャパン、V7はというと・・・イタリアン!!!
たったの29年しか経っていないマーニでさえだったから、42年経ったV7ならなおのことです。
ちょっと覚悟が足りませんでした。