息子に制作を依頼したタミヤ製1/6スケールモデルが完成しました。
全長37センチのビックスケールモデルは素組みしても十分な見応えがありますが、息子はこだわって全て塗装し直し、スポークもピアノ線で張り替えてくれました。
何故か青春時代の思い出が重なるオートバイ。
ここまで手を掛けて作ってくれてありがとう。
ベースモデルはK1です。
左サイドカバー後方に当時の木製警棒差しがついています。
右フロントバンパーには、機械式サイレンが付いてあり、動力は後輪タイヤに押し当てるためケーブルが繋がっています。
右サイドカバーは、ドライサンプ式オイルタンクが隠れています。
4気筒を象徴するマフラー、K1が一番迫力のある音を出していました。
この白バイが導入された当時、中学生だった私は神宮外苑で行われた観閲式でズラリと並んだCB750白バイに興奮したものです。
一本づつ丹念に張り替えたスポークが本物感を高めます。
無線機には警察庁の型式プレートまで付いてます。
アナログなポリスメーター。
クラッチレバーの下にあるレバーが機械式サイレンレバーです。
当然走っていなければ鳴らず、低速だと鳴ったところで空襲警報のような情けない音しか出ません。
しかし、高速走行中にレバーを握ると今時の電子サイレンなんか比較にならない程の甲高い悲鳴wをあげるのです。
以上全て知合いの白バイさんから聞いた話です。