房総半島の最高峰と言えば、愛宕山で標高408メートルあります。
この愛宕山山頂付近を通過し、南房総を太平洋から東京湾まで山々の尾根伝いに横切る道路があります。
その道路の名は、「嶺岡中央林道」と言いますが、林道とは名ばかりで全線が舗装されています。
今日はビートでこの舗装林道を太平洋側の太海から、東京湾の安房勝山まで横断するアタックツーリング?を敢行しました。
スタート地点の太海までは房総スカイラインと鴨川道路で軽く腕慣らしをしておきますが、土曜日のガラ空き房スカはハイスピードなコーナリングを楽しむことができ、これだけでも十分満足でした。
林道入りしてすぐの展望台でヨメサンとお弁当を広げてお昼休みとしましたが、鴨川あたりの太平洋を見下ろしながら子供の頃の遠足気分に浸ることができました。
お腹がいっぱいになったところで、ビートを駆り東京湾を目指します。
この嶺岡中央林道は房総の低い山々の尾根伝いに走ります。そして名前のとおり道幅は狭く、幅員は3メートルそこそこといったところですが、深く回り込むコーナーはないものの、常にステアリング操作を必要とするなかなかに面白い林道です。
ビートは非力でスピードは出ませんが、延々と続くカートコースを走っているようで気を抜けません。
暫く走っていると、すっかりビートのトリプルサウンドに酔いしれ妄想が始まります。
前後のサスはストラットでエンジンは横置きミッドシップ、V6じゃないけれど半分の3気筒を9千回転までぶん回せば似たようなサウンド。
そうです、ホンダ・ビートは私の頭の中で姿形を変え、何とランチア・ストラトスになっていたのです。
そして忙しなくステアリングを切り、トー&トーを駆使してシフトする私は、サンドロ・ムナーリとなったのです。www←バカ
スタートから40キロ弱のスペシャルステージは、途中少しばかり山を下り、田植えが終わったばかりの「大山千枚田」見物などもしたりしましたが、信号機なんて無粋なものはひとつもありませんから約1時間でゴールの安房勝山に到着することができました。
いやー、ビートってほんとに面白い車です。
房スカは、ガラガラでした。
太平洋を見下ろす女神は、守り神??
はるか遠くに鴨川シーワールドが見えます。
お弁当広げて遠足気分。
千葉県最高峰の愛宕山には、航空自衛隊のレーダー基地があります。首都防空の要。
林道から少し外れると、大山千枚田があります。
ビートのタイトなペダルを繊細に?コントロールするオークレーのレーシングシューズ。
自宅に帰り着き時間があったのでデザートを食べてみました。
デザートは別腹なのです。