ガソリンコックをOHして調子を取り戻したと思われたTX650だったのですが、20キロ程のテスト走行でまたもや片肺になり、家に帰り着いたら息の根は止まりました。
プラグの火は飛び、キャブまでガソリンは来ている。
これはもうキャブの目詰まりしか考えられません。
そこで、意を決してキャブのOHに取り掛かりました。
キャブは単体になってしまえば小螺子を緩めるだけなのでどうって事ないのですが、車体から外すのが超面倒で今まで手を付けずにいました。
しかし、動くようにするにはやるしかないで挑戦。
エアクリを留める三本のボルトを外してしまえば意外と簡単に外すことができました。
1型は基本的に左右のキャブは独立してエンジンについているのですが、ガソリンとスターター?二本のゴムパイプで繋がっています。
外してバラバラにしたキャブは、パーツクリーナーをぶっ掛けて掃除と目詰まりが無いことを確認し取り付け。
外す時は力まかせにインシュレーターからもぎ取ったのですが、取り付けはそうはいきません。
ガソリンとスターターのパイプ、外したエアクリの接続チューブ、エアクリに繋がるブローパイプの接続など同時進行でやらなければならないので厄介です。
さて、タンクも取り付けエンジン始動。
その結果は、掛かるけど変。
アフターファイアが止まらないのです。
そこで左右の排気音をよく聞くと、あふたーファイアは右側で今回掃除した反対側です。
今回はお試し左側だけでしたが、有り余る時間を使って右側キャブのOHもやってみます。
因みに、昨日をもって車検が切れてしまい慌てず急がずじっくり時間をかけてやっていこうと思います。