TX650のクラッチはクソ重いのです。
左手握力50キロだと、200キロほどのツーリングで限界に達し、手のひらの筋肉がつってしまいグリップを握ったまま固まります。
その対策としては色々とありますが、とりあえず手っ取り早く且つ確実に効果が期待できるスプリングの張力を落とすことにしました。
そしてこれまた簡単に張力を落とす方法を試してみました。
クラッチのハウジングを圧着させているスプリング6本あるうち対角で2本抜いてみました。
試乗前にクラッチレバーを握ってみると、明らかに軽くなっています。
問題は滑ることがないかで、早速クラッチカバーを付けて何時ものバイクショップまで向かいます。
途中少し回り道して印西ユノディエールで各ギア全開レブリミットまでブン回して確認しました。
結論から言えば滑ってしまいました。
4速6千回転、5速5千回転、3速までは滑らないのですが、高いギアになるとトルクのピークで滑り始めます。
常に全開走行しないと気が済まない私としては我慢がならないことなので、またバラして残る4本のスプリングにミリ単位でワッシャーをかまして張力を増してトライしてみようと思います。