点検修理に出していたカレラを引き取りました。
点検結果は、どうやら最も軽い程度の修理作業で済んだ模様です。
インタミに関わるパーツの交換は、シールドベアリングを保持する?部材の交換で、メカさん曰く、これでインタミの事は忘れてもらって大丈夫ですよとのことです。
因みに、もしもシールドベアリングの交換となると、インターミディエイト・シャフトとセットで交換となり、その場合はエンジンン全バラのOHで300万円ほど掛かるそうです。
つまり、エンジンそっくり交換した方が安いということですね。
今回は、ミッション切り離すついでに、すり減っていると思われるクソ重いクラッチ交換をお願いしたのですが、実はクラッチはすり減っておらず、重たいクラッチの原因は他にあることが判明しました。
その原因とは、クラッチペダルのリンク部分に取り付けられている踏力軽減スプリングの折損でした。
おそらく購入時からクソ重かった事を考えると、5年前の購入時から折れて役が立たなかったものと思われます。
私はPC市川のメカさんの実力を侮っていました。
メカさんは、クラッチ板の摩耗が無いことに気付いて、ペダルからマスターシリンダー、レリーズシリンダーまで点検してくれたそうで、無駄な出費をせず、的確な修理を施してくれました。
勿論クラッチ板の交換はしていません。
ありがとうございます。助かりました。
さてこの折れたヘルパースプリングの修理後の印象ですが、それはもうビックリするくらいの差でして、もしかしたら軽自動車のビートより軽い踏力で踏めるのではないかという軽さです。
これまでの5年間、クッソ重たいペダルを踏み続けてきた自分のアホさ加減に飽きれてしまいます。
この他に依頼した整備は、
6年間7万キロ交換しなかったブレーキ・クラッチフルード交換。
6年間7万キロ交換しなかったスパークプラグ6本交換。
6年間7万キロ交換しなかったミッションオイル交換。
このうち、ブレーキフルードは交換推奨期間を大幅に超過。
スパークプラグはほぼメーカー推奨。
ミッションは、推奨16万キロを知らずに7万キロで交換し大損www.
さてこの中で、実はミッションオイルが一番効果を体感できまして、ミッションが温まってからは、軽いクリック感でスコン・スコンとギアが入ってくれます。
サービスキャンペーンに出した時、いつかは991カレラPDKを自分にプレゼントなんてほざいていましたが、今ではこの996カレラと心中するつもりでいます。
クラッチが軽いと、車重が100キロも200キロも軽くなった気がしてしまいますから不思議です。
まだいくつか修理しなければならない個所はありますが、とりあえず20万キロ目指して走らせていこうと思います。
このパーツがベアリングを支えているようで、今回交換となったものです。
折損していたクラッチペダルのヘルパースプリング。
劇的に軽くなりました。
プラグは4極の特殊な形です。