先日水冷を走らせていて異変に気付きました
メーターパネル内の電圧計が上がらないのです
2ボルト単位のアバウトなメーター表示で12ボルトジャストを指しています
通常なら走行中13ボルトあたりを指しているはずが、1ボルト近く低いのです
さらに観察すると、12ボルトを境に微妙に針が揺れており不安定です
そして今日、テスターを使って電圧を測定したところ、12.2ボルトしかありません
無負荷の状態でこれですから、セルを回せば更に電圧低下が起きます
試しに電圧計を注視しながらセルを回してエンジン始動したところ、負荷が掛った瞬間10ボルトを僅かに超えるところまで低下してしまいます
エンジンは普通に掛るのですが、間もなく、それもかなり近いうちに突然死を迎えることが十分予想されます
私は最近までバッテリーの交換時期に楽観的な見方をしていたのですが、昨年の11月頃でしたかR100GSのバッテリーがツーリング中に突然死するという不運に見舞われ、それから認識を変えるようになったのです
その時は正に突然死と言っていい終わり方で、1時間前に普通に掛ったエンジンがウンともスンともインジケーターさえ点灯しないという終わり方でした
そんな訳で、996カレラのバッテリーは整備記録簿によると3年半という短い期間でしたが、その役目を終えることとなったのです
ちなみに、テスターを引っ張り出したついでに他のクルマを測定したところ、
993RSが12.7V(5年経過!のボッシュ製、たまーにトリクル充電)
ビートが12.8V(半年経過のほとんど乗らない充電せず)
R100GSが12.85V(半年経過でトリクル充電時々)
と無負荷で0.5V以上高い数値を表示しました
さて次期バッテリーは、純正品が間違いないところですが、993RSで絶対の信頼性を感じるボッシュのシルバーバッテリーを注文することに決定しました
しかし、本当にバッテリーだけが寿命を迎えたのか一抹の不安はあります
チャージランプが点灯しないので大丈夫とは思いますが、レギュレターやオルタネーターは大丈夫なのでしょうか
何しろあと100キロも走ると、オドメーターは12万キロを表示する過走行クルマですから
バッテリーはフロントミッドシップ、しかしこんなに高い位置
エンジン掛けずにスモール点灯しただけで12Vを下回ります