今日水冷に乗って気付きました
前々からそうだろうなと思っていました
ポルシェには各メーカーNタイヤというものが指定さています
それはポルシェ専用に開発されたもので、ポルシェのハンドリングを感じたいなら言いつけを守りなさいよというタイヤです
空冷993RSには汎用のBSポテンザRE050を付けて失敗し、内外ひっくり返して何とかまともに走っています
996カレラには、中古ホイールに付いてきたバリ山ポテンザS02というN3タイヤを掃いています
このタイヤはワインディングでゴリゴリこじっても腰砕けにならずRE050とは違う十分な剛性感を感じます
そして今日、何気なくタイヤを見たらNタイヤの秘密を発見したのです
その秘密とは、
横ミゾが浅いだけ
本当は目に見えないタイヤ内部まで違うのかもしれませんが、最大の違いはタイヤサイドの高負荷が掛る部分の剛性アップではないでしょうか
そしてトレッドのブロックが大きく、ナイフカットされたサイピングが無いことがNタイヤの特徴と言えるのではと思うのです
いずれにしても、リアオーバーハングにエンジンというバラストを乗っけて走る911には、BSならRE11、ヨコハマならネオバといったハイグリップタイヤは別としてNタイヤを選択することが間違いありません
タイヤサイドの横溝は中心から3分の1くらいまで溝を浅くブロック剛性を上げています
ちなみに、こんな細工をしているのはリア用だけで、フロントは部分的に溝を浅くすということはしていません